2015年8月9日日曜日

鮮度


ブログを調子よく更新している時期は、1日に数個のネタが思いつく。しかし1日に1投稿までと決めているため、使わなかったネタは翌日以降に書こう…と、タイトルだけ下書きに残しておくことがしばしばある。

そうしてここ数日に3件の下書きがたまったが、どうも書く気が起きないんである。まあそういうものだ、ネタは鮮度が重要、鉄は熱いうちに打てという。

本もそう。僕の場合、一度に2冊以上買うと、初めに読み始めたもの以外はなかなか読まない。よめない。これも読みたいという気持ちの鮮度だ。なので最近では1度に2冊以上の本を買わないようにしている。

また、一冊の本は、一気に読み切らないとダメなようだ。だから長編、あるいは何冊にもなっている本が読破できない。司馬遼太郎は、坂の上の雲も、菜の花の沖も、4巻で挫折した。

そうすると、必然的に比較的短い、短時間で読める本を選ぶようになってくる。このような本選びをしていると、次から次へと買わなくてはいけないし、読みたい本というのはそう簡単に見つかるものでもないので、読書量が減る。

自分にとって少し難しい、長い本を時間をかけて楽しめるようになってくると人生のステージが上がる(といいな)。そのような暇つぶし能力があることを教養という、と誰かが言っていた。

高校生のころは今より読書体力があって、カラマーゾフの兄弟(5巻)を退屈なりに読破したりできていた。受験勉強からの逃避でもあったけど。

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