2017年2月15日水曜日

C-レックス

 ネットで見つけたことを話のネタにするのはいかがかと思うが。

 石原さとみのコンプレックスは耳たぶが少し薄いことだという。まぁ~リツイートされていたが、そりゃあそうだわ。ただ、実際にそれをコンプレックスに感じているのかは知らないが、そういうのは主観的なことなのでなんともいえない。何においても完璧に近づくほど小さなほころびが目に付くものであるから、理解できないこともない。ちなみに私は右の耳たぶに謎の「しこり」があるが、顔が石原さとみではないのでコンプレックスではない。

 コンプレックスとは言わないが、気になることとしては、鼻の機能が非常に劣っていることが挙げられる。慢性のアレルギー性鼻炎で、鼻が詰まっていることがが多い。そしてあまり鼻を使ってこなかったからか、嗅覚がとても弱い。どれくらい弱いかというと、他人の屁のにおいを人生で一度も感じたことがないくらいである。ちなみに自分のは感じる。くさい。前回投稿の手術も鼻の機能を良くするものであったが(具体的には「鼻中隔湾曲症」鼻の中の壁が曲がっているのを治した)、アレルギーが強すぎた故にあまり改善しなかったのでとてもがっくりしたものだった。今も治療を続けている。どうでもいいことだが鼻に対する意識の低い一般庶民は、鼻づまりの原因が鼻水であると錯覚しがちだが、実際は鼻の中の粘膜が腫れている状態であり、鼻水だけではないというのは声を大にして主張していきたい。
 それで自分は鼻声のことが多く、透き通るような声に憧れるが、人が鼻声であるかどうかは気にならない。人と話していると、意外なところで同じようにアレルギー性鼻炎で鼻声なんだよねーいう人に出会ったりするが、言われてみればそうかなぁというくらいである。声というのは目に見えないので、余計に気づきにくいというのはあると思う。だから、コンプレックスなんてだいたいは自分が一番気にしてるもので、他の人はそんなに気にしていないよねということなのだが、鼻炎に関しては集中を妨げられる不快な状況であるというとても個人的な問題なので、どうしても治したいのであります。

2017年2月13日月曜日

20歳のころ

 今月号のポパイの特集が、20歳のとき何をしていたかというテーマでいろいろな有名人にインタビューをするという内容で、気になって買ってしまった。
 私としては「同級生」にはまだ22歳の人もいるし、気持ちの上ではあんまり変わりがない気がするが、もうすでに20歳から40歳までの道のりのおよそ4分の1を歩んでしまったわけだから、まぁ割と年月が経ったともいえる。20歳から見た24歳は結構上だろう。
 こういう特集を見ると、自分がインタビューされたらどう答えるかしら、などとついつい青い妄想をしてしまうが、正直特に語るようなことがない。しかしそれは、現在と当時が地続きで、まだ「歴史」になっていないというのも一因であるかもしれない。
 ただ、小さなネタが一つだけあることを思い出した。
 記事の中で、「20歳の誕生日をどこで迎えましたか」というのがあった。私の場合、よくよく思い出してみれば、20歳の誕生日は、絶賛入院中だったのである。お茶の水の日大病院。薄暗い6人部屋の、入って手前右側のベッド。ちゃんと手帳を紐解いてみないと誕生日から少しずれていた可能性は否定できないが、まぁほぼそう。仮に少しずれてても、インタビューで聞かれたら誕生日は入院中でしたと答える。
 そうそう。ずいぶんと暗~い20歳の迎え方である。当時からブログをやっていれば入院記がしっかり残せたかもしれないが、日記すらちゃんとつけなかったと思う。
 その時はたしか、手術前日か前々日に入院、手術のあと血が収まるまでということで合計1週間くらいの入院だった。どうせすることもないので、いっぱい本と漫画、映画がみれるぞーと思ったが、まぁそういうのは往々にしてうまくいかない。映画は5本くらいレンタルして、わざわざ6000円くらいのポータブルのDVDプレーヤーまで買ったが、結局みたのは2本だけだったな。記憶が正しければ、スパルタンXとフォレストガンプ。本に至っては、一冊も読んだ記憶がない。手術後は体力を消耗してたうえ、鼻にぎゅうぎゅうの詰め物をしてたのでしかたがない。漫画だけは結構読めた。兄に借りたワンピース(空島あたりから当時の最新刊まで。30冊くらい?)、御橋から借りた大純情くん、MW。大純情くんは特によかったなぁ。
 しかし入院というのはあれが初めてだったが、いいものである。何故なら寝てるだけでいろんな友達が来ていろんな差し入れをしれくれるから。ただ心残りなのは、女子が来なかった。そのときは鼻に詰め物をするビジュアル面の問題から、女の子にはまったく入院の事実を伝えなかったのです。必然的にそうなったのです。自ら、それを選んだのです。
 だから、こんど入院したら女子に見舞いに来てもらうのが夢なんだ。ただし、全身麻酔、それにともなう尿道カテーテル、鼻ガーゼ16枚詰め込み、夜中の出血⇒シーツ血まみれは勘弁したい。

 なんだか話が変わってしまったが、これが私の「20歳のころ」であります。