2017年8月17日木曜日

ドラゴンボールはいいゾ

 毎日毎日、雨ばかりでございます。暑いときは暑いときでウンザリしていたが、こうも雨が続くと、もっと夏らしくあれよ!と言いたくなるもんです。洗濯物も乾きゃしない。

 研究室ははっきりとした夏休みというのはないんだが、なんとなく8月というのはお休みモードになってしまって、私もさぼってしまっております。そんなわけで相変わらず暇な毎日を過ごしている。暇な大学院生だからといって、優勝!ということもない。謙虚に、起き、飯を食い、クソして、寝る。そういった趣の毎日である。

 時期によって、新しい本や映画をむさぼりたいというときと、全くそうでないときがあるが、今は後者である。経験則上、暇なときは後者になる。
 そんななか、今再び、私の中で、ドラゴンボールのブームが来ている。なんだかんだ言って、自分の一番好きな漫画はドラゴンボールと言っても過言ではない。結局、幼少期に好きになったものは今でも超・魅力的である。(ちなみに、もしインタビューかなんかで「好きな漫画は?」と聞かれたら「めぞん一刻」と言いたい。特に理由はないが。映画の場合は本当はスターウォーズだが、よそ行きの答えとしては「ファイトクラブ」)
 なぜ今になってドラゴンボールかといえば、YouTubeで孫悟空の声優の野沢雅子さんのモノマネをやっている芸人のアイデンティティの動画を見てすっかりはまってしまったんである。
キャラではなく声優のモノマネというのがおもしろいし、何より野沢さん自体の見た目のインパクトがそもそも凄い。ドラゴンボール知らなければわからない部分もあるネタだけど、これが2017年にまぁまぁ一般ウケするというのがドラゴンボールの凄さよ。
 ドラゴンボールってほとんど30年前のマンガなのに、新しいアニメがやってるのもあって過去のものというよりは普通に今楽しまれてる。前も書いたけど今の小学生も普通にドラゴンボール好きは一定数いるみたいだが、そんなマンガほとんどないよ。
 ドラゴンボールの魅力というのはいくら言葉で語っても言葉では追いつかない。というか、なぜドラゴンボールだけがこんなにも特別なのかということは正直よくわからない。キャラがとにかく魅力的というのはあるが、話は普通といえば普通だし…。ある意味でスターウォーズに通じるとこはある。点数で評価してしまったらそんなでもないが、なんだか魅力的で、その気持ちを世代や国を超えて多くの人が共有しているという点で。
 ただ、少なくとも鳥山明の絵に良さがあるのは間違いない。最近ドラゴンボール関連で見つけたもう一つ面白いのが、公式同人の「転生したらヤムチャだった件」。
ドラゴンボール外伝 転生したらヤムチャだった件
これがついこの前完結して、なかなか面白いのだが、やはり、な~にか違う。というのはやはり絵なんじゃないかな~と。これもかなり上手いのだが、少し違う。その少~しの違いの中に超大事な鳥山明エッセンスがあるのではないかと。(まぁ、中編までは良かったので単にチャオズの絵が上手くないのが原因かもしれないが…)
ドラゴンボールにかぎらないが、最高に属するマンガ家の絵というのはたとえ何気ない小さい一コマだけでもすごくいい。

いいね。



0 件のコメント:

コメントを投稿