2017年3月1日水曜日

3月1日

 早いもので、3月になりました。前回の投稿が半月前だったのでだいたい2週間くらいぶりか。これくらいのペースが一番やりやすいのではないかと思うので、これからは月のはじめと真ん中くらいに書くことを心がけてみたい。読者諸君にとっても、その方がわかりやすくて良いでしょう。
 さて、3月1日といえば就職活動がどうのこうの、どうのこうの、どうにも避けて通れない世間であります。しかしあまり深刻にならずに、なんとかやっていこうと思うよ。みんなもなんとかやりましょう。これについて書くのはよしましょう。今のところは。

 ところで2月の頭に買いだめした本は大方読み終わり、今年に入ってから導入しているまとめ買いシステムはどうにかうまくいっていると言える。ちなみに2月度購入の本は以下でした。
『将棋の子』大崎善生
『宇宙からの帰還』立花隆
『すばらしい新世界』オルダス・ハクスリー
『蜜蜂と遠雷』恩田陸
『〆切本』左右社編集部
『相撲 初場所総決算号』(雑誌)
『獄中記』佐藤優
『ま、いっか。』浅田次郎
これらに加え、月の途中に買ったのが、
『笑いのカイブツ』ツチヤタカユキ
『popeye 3月号 二十歳のとき、何をしていたか?』

 これら、購入した書籍のなかでは『〆切本』以外はどれも読み終わり、しかも大変に面白いものばかりであったのでありがたい。本当にありがたい。こうしてふり返ってみるとひと月の間でも色々得られるものですな。
 本来であればすべてに対してレビューしていくのが理想で、そうすることによって読書も深まると思うんだが、そこまでストイックにはなれないので、現実的なところで一つだけ、2月の最後に読んだ『蜜蜂と遠雷』について少しだけかく。
 そもそも『蜜蜂と遠雷』は、「ご本、出しときますね」というテレビ番組で朝井リョウが「これは直木賞とる!」と熱弁しているのを見て初めて知った。それで気になっていたのだが、本当に直木賞をとってしまって、本屋でも目立つところに置かれるようになって、私としても買わねば、と買った。
 この本は装丁がまたきれいで、帯に金文字、さらにカバーを外せばつやっつやの黒に白文字のタイトル、しおりの紐も真っ黒で編集者のこだわり、熱い思いが感じられて期待がおのずと高まる。(ところで、私は何度覚えても「装丁」の読みを「そうちょう」と迷ってしまうのです。そういうのってあるよね)
 さてさて、この本の内容は「ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説」(帯より引用)である。なるほどこの本のそーてーは、ピアノをイメージしていたのかと妙に納得である。
以下、もう疲れてきてしまったので「源泉かけ流し」的感想
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 まぁ面白かったが、感覚理解するのムズイ。音楽の違いとか判らんし。途中なんかずっと音楽の描写でちょっときつい。まぁ本だから実際に聴いてもわからないようなことがイメージできるようになってて逆にすごいけど。そういう音楽感覚ほしいな。昔ピアノを拒否せずにあのときもうちょいやっとけば?映画で見てみたいけど細かな音楽の違いとか表すのむずそう、セッションみたいな感じだったらいいけど日本映画だとなんか安っぽくなっちゃいそう
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 失礼いたしました。もうだめだ。(以下の文章は上の感想より前に書いたもの)

 なんだかこのブログも読書関連の投稿が多くなってきているような気がする。しかし最近、少ないなりに読んできた本や観てきた映画が自分の価値観、人生観の1割か2割ぐらいを作っているのではないかと思う。そう思うとうれしさがあるし、やはり生活の一部として続けていきたいと思う。逆に、吐き出す文章のほうも、読書あってこそという面もあるから、まぁ仕方ない。
 読書のはなしついでに、今日は3月の初日ということでまた池袋ジュンク堂書店で本をまとめ買いしてきた。だいたい今回はこれを買おう、とamazonの欲しいものリストを仕込んでおくが、実際に選ぶのはその場の気分優先で、このあたりが本屋で本を買うことの醍醐味である。ただamazonの欲しいものリストに入れている本があっという間に100冊を超えてしまったので、こちらをすこしずつ片付けることを当面の目標としたい。

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