そういえば、ソウルナンバーというのがあったな。と思って調べてみた。以前にも調べたことがあるが、自分のナンバーも覚えていない。
ソウルナンバーというのは生年月日を分解して合計するという作業を一けたになるまで行ってできる数字のことである。例えば1970年9月27日(羽生善治永世7冠の誕生日)なら 1+9+7+0+9+2+7=35 ⇒3+5=8となる。
私の場合は1+9+9+2+9+2+1=33で、6かと思いきや、11、22、33のぞろ目はマスターナンバーという特別な数字で、その時点で計算を終わりにして、ソウルナンバーとされるらしい。
ほう、いいじゃない。 そんないい番号だという意識はなかった。ソウルナンバー33の特徴について読んでみる。
・全てにおいてスケールが大きい愛の人
・このタイプの人は自分自身のことには無頓着で、規格外に器が大きいと言われます。自分本位で物事を考えることがなく、世界や人類、宇宙といった非常に大きなスケールで物事を考えます。
・「他の人とは違う」と感じさせるカリスマ性もあります。
・潜在的に特殊な感覚を持ち合わせ、普通の人とは違う次元で物を見、捉えることができています。
ま、まぁ、当たっちゃってるかな~!ばれちゃしょうがないな~。やっぱりそうだったのか~!
こういうときは自分の周りの友人などで、誕生日を知っている人を思い浮かべてソウルナンバーを計算してみる。11。1。33。33。11。33。8。33。
ん?33多くないか?特別な番号なはずでは…。これはあやしい。こうも乱発されては、カリスマの価値が下がる。スーパーサイヤ人ではないのだ。
よくよく考えてみれば、 同世代だと誕生年の合計が21か22と決まっているので、ある程度似通った番号になってしまうのではないだろうか?
そこで最近Excelの技を覚えつつある研究者の半熟卵である私はパソコンを立ち上げ、猛烈な計算を実行した!
…
計算完了!
上に示すグラフは、1992年4月から1994年3月までのソウルナンバーの割合である。
33は。全体に占める割合は10%と確かにちょっと少ないほう。まわりに33がやけに多かったのは偶然だったようだ。だがそんなに希少価値は高くない!33にシェアを奪われた6のほうが少ないし、2と22に至ってはゼロである。ゼロ!そっちのほうがよっぽどではないか。
ソウルナンバーが2になるためには数の合計が20のときのパターンしかないが、1992の時点でもう超えている。22についてもしかりである。
とすると、この分布は年代によって変わってきそうだ。
ここで1950年代生まれから、まだまだはるか先の2040年代生まれまでについて、ソウルナンバーの出現数を調べ上げた。ちなみにうるう年は省略。以下の表を見ていただきたい。
一方、90年代では発生不可能だった「2」は生まれ年の数字の合計が小さくなる2000年以降には登場するようになって、まさに33と2の出現頻度が2000年を境に入れ替わっているようにも見える。
そして1950年から2040年間の100年間の合計では、33が3.4%と出現頻度の最も少ない数字となっている。そして年を追うごとに、33の占める割合はさらに減っていくこととなる。これならばマスターナンバーを名乗ってもよいだろう。
私たちは、これから減りゆくマスターナンバー33の称号を背負って、世界に無償の愛を配っていかなければなりませんね。
意外とこういった試みはなかなか行われることはないと思うが、いかがだったろうか。
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