傘をビニールの傘袋に入れるとき。ちゃんと巻いて、ぱちんと留めてから入れる人間と、
そのまま突っ込む人間だ。
ちなみにぼくは後者である。
当たり前のようにそのまま突っ込んでいたが、わりと前者が
多いことに気が付いた。
たしかにぼくも、傘を傘袋に入れるときはなんとなく、くるくるとまわしながら入れるので、
若干の手間はかかるし、入れたときはやや不格好である。
しかし、後者の方法にも利点がある。膨らんだ傘が傘袋にばっちり張り付くことで、底にたまった水
の重みによって傘袋がずり落ちる心配がないのだ。しっかり巻いて細くなった傘では、
そうはいかない。
と、ここまで書いてひとつ気が付いた。
なぜ、私は「底にたまった水の重みによって傘袋がずり落ちる心配がない」と書いたのか。
それは、そういう経験があるからである。
そのときは巻いて、留めて傘を入れていたのか?思い出せない。
こんなことを考えながら梅雨の日を過ごしている。
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